後の風呂敷の発達に影響を与えました
よく見かけるタイプの日本風の柄から現代的な模様まで色々な絵図がありますが、例えば若い人でも好みそうなイラスト風の刺繍を使ったものもあります。
近代化以降も大衆の間では愛用されていた風呂敷でしたが、1960年代ごろにほとんどのお店が紙のバッグのサービスを始めた頃から急激に需要が減っていきました。
慎重に扱うべきものを包んで扱うという文化が記録では奈良時代からこの国にはあり、布で覆うことで中のものに価値を見出す日本特有の考え方は、後の風呂敷の発達に影響を与えました。
使用される原料は天然素材から化繊までさまざまな物がありますが、ものによって手入れの仕方が異なるので注意が大切で、クリーニングやアイロンがけは原料を確かめてやるようにします。
文様を入れる習慣が風呂敷には存在しますが、この風習は室町時代にはじまり、現在のサウナのようなものに殿様が入浴する際に、他の人と着物が混ざることを予防するために家の紋を入れたものを使用したという説があります。
機能面だけのくくり方だけではなく、単純な事でいろいろなバリエーションを持たせる事ができます。結わえた部分をきれいに見せる蝶々結びや、結び目の残りを花のように変える花結びなどがあって、きれいに演出ができます。